この
(二次創作)仮面ライダー騎士というジャンルで更新するのも、今回が最後なんですよね・・・(苦笑)
完結したことにホッとしている・・・というのもあるんですが、終わってみれば何か寂しいものです。
ここから先はあとがきになります。
なので・・・読んでない人は
コチラ(
仮面ライダー騎士)を読んでからのほうが嬉しいです。
もう何回か言いましたが・・・(宣伝の為にあちらこちらで言いましたが・・・)この作品はあくまで“平成仮面ライダー”の枠に属するものです。
これは、自分自身が平成ライダーで育った人間であるので、もっとも書きやすい題材であったのと、もう一つ・・・今の平成ライダーそのものに疑問符を投げかける意味でも“オリジナル仮面ライダー”の枠ではなく、“
オリジナル平成ライダー”という肩書きを採用しています。
疑問符とは、例えば・・・平成ウルトラに比べても・・・平成仮面ライダーはまず最終回があっけない!またストーリーに矛盾が非常に多い!などとあちこち(ネットなどを見ていても)いわれる事が多いんです。自分もそういう風に思う事もあります。しかし、平成ライダーで育ったものとして、そう言った状況は
とても悔しいんです。
ファイズのテーマ性やカブトのスケール感など、最終回では死滅してしまっている。「自分ならもっといいものがかける!」などという自信があったわけではありません。
ですが、あちこちで言われる文句のコメントや、あくまで昭和ライダーを尊重しすぎて(逆を言うと縛られすぎて)平成ライダーにケチをつけることしかできない人達に対してのメッセージとして、この作品を作りました。
―平成ライダーってこんなにすばらしいんだ!―この作品を見て、そう思って欲しい・・・その一心です。
なので、平成ライダーのフォーマットをほぼそのまま残し、謎も含めています。また、各キャラには平成ライダーと同様のポジションを残してあります。それぞれのライダーのパワーアップや音声システムなどの、マーチャンダイジング性も敢えて残しました。それを残しつつ・・・どこまでやれるのか?ある種自分に対しての挑戦です。
さらに、今の平成ライダーに不足している。「連続性」。一号〜ZX(RX)まではあった、「連続した世界観」と「平成ライダー」が実際にできるのか?という意味合いも込めています。
ウルトラは商業的には失敗しています。それはTYOの件でも明らかです。しかしティガ〜メビウスの流れ・・・全ての作品の完成度は高いんです。“駄作・失敗作”と露骨に言われるものはない。
なのに・・・!!
そこの悔しさをぶつける意味でも、メビウス的な要素をこの作品に投入しました。最終三部作「
黒崎永輝」・「
蒼一」・「
コウ」のテーマである「家族」・「友情」・「愛」は平成三部作である「ダイナ」・「ガイア」・「ティガ」よりのものです。その他にもA.Ze.T.には(ZECTのイメージもありますが)防衛チームとしての側面、最終決戦にはつき物の映画のようなスケール感も持たせました。
このあたりは
全て平成ウルトラへのリスペクトを込めてのものです。
そしてリスペクトといえばもう一つ・・・
それが枝村賢一さんが執筆している「
仮面ライダーSPIRITS」です。
ここまで“熱い”作品は稀に見るものです。
最近の特撮には・・・熱さが不足している!!とは前から感じていました。
そのことに真正面から戦うように、村枝さんは熱い話を書き続けています。近づけたかどうかは分かりませんが・・・少しでも「熱い!」「かっこいい!」と思ってくれれば幸いです。
スタイリッシュだったり、クールだったりする作品は多いです。でも、仮面ライダーはあくまで子供番組という側面も持っているんです。そこから逃げてはいけない(ホラーなんてもってのほかですヨ)。
だから真正面からクサイ台詞もはかせます。わざとらしいくらいにボロボロにしてから立ち上がらせます。
「熱い・かっこいいと子供達が思えるもの=真の特撮ヒーロー」この方程式は、どんなことがあっても、揺ぎ無いものと信じています。
そして・・・
もはや盟友ともいえるともぴょん隊長。さんとの出会いによって生まれた・・・
「仮面ライダーの定義とは?」平成ライダーは悪人のライダーが多いです。自分の個人的な事情により戦うものも多いです。だからといってそれらが“仮面ライダー”と呼ばれる資格がないとはどうしても考えたくはなかったんです。確かに浅倉などの本気の悪人もいます。しかし、彼もそこに行き着くまでの“何か”があったはずなんです。
the firstの感想を見ていると「仮面ライダーは女の為に戦うものじゃないよな」とか書かれています。確かにあの作品はリメイクという側面を持っていますから、仕方ないように思えますがでも心の中に何かが引っかかりました。
「誰か一人の為に戦ってはいけないのか?」
その気持ちを体現させる為に、敢えて主人公に“守るべきたった一人の女性”というものを背負わせました。
以上のことから設定された仮面ライダー騎士のテーマ・・・それが・・・
「仮面ライダーとは」と「世代間」です。
登場する三人(四人)のライダーは、対立するさまざまな要素を背負っています。
黒崎は
家族を殺したという、暗い
過去を背負い、
地球保護(=
人類抹殺)という目的の為に行動しました。
蒼一は
子供達を守る為に戦います。子供達を守る=
未来を護ると言う事なので・・・(そのために唯一アフターエピソードがあります。)そして、赤と青という平成ライダー(ウルトラでもガイアとアグル)の関係であるコウとは
友情の側面も持ち合わせています。
そしてコウは、里香というたった
一人に対する
愛の為に、全てを敵に回します。コウにとって、未来がない決断である事は、分かっていたと思うんです。でもそう考えたのは“
今”いる里香との時間が、もっとも大事だったんだと思います。
この三人が、当初は同じクラスメートとして分かり合い、協力します。しかし、違う目的の為に対立しあいます。それでも、友情や絆が消えたわけではない。むしろ、増しているんです。分かり合った上で、いや分かっているからこそ、自分から全力で立ち向かう。そういったドラマが書きたかったんです。
例外的なライダーとして八神がいます。
彼は・・・この作品の中ではもっともヒーローに憧れた者だったのではないか?と考えています。しかし、力を与えられた事によって歪んでしまった。コウや蒼一に対する感情は“
嫉妬”が最も近いです。だからコウの力をコピーしてまでも仮面ライダーとしての姿を得たんです。
彼は仮面ライダーが、どんなに形がかっこよくても、姿が似ていても、一歩間違えれば“怪人”そのものになりゆるというものを示してくれました。
ラスト周辺では、背負うものの関係上、蒼一が主役のようでした・・・。
が、あくまでコウを主役に添えたかったんです。「たった一人の為に命を掛ける」と言う事が、「全てを守る」以上にどれほど難しいものなのか・・・。そのために、コウには絶対に主役でいてもらう必要があったんです。
結末は・・・
コウ、里香、黒崎、八神は死亡・・・というものでした。
しかし、それぞれが守るものを全力で守り、それぞれの答えを見つけた結果だったんです。そして答えを見つけたのは彼らだけではありませんでした。初代仮面ライダー、本郷猛。
自分は、仮面ライダーにある人間臭さこそが、その魅力の一つであると思います。
メビウスでは、当時のウルトラマンは完全に後見人の立場でしたが、本郷は彼らを試す為に、ナイトシステム(=ライダーとしての力)を託します。そして、今の戦士達に仮面ライダーの意味を説きながら、自分の存在意義を探し続けていました。
そして、教えていたはずのコウ達からその答えをえます。
これは、コウ達の成長記であり、本郷の成長記でもあるんです。
そして、コウは里香を倒すことで、里香を救います。
そのことから、コウは世界を救い・・・真のレジェンド(伝説)となりました。
さて、此処から先は最終回の解説です。
この世界では、対ゼレオンの戦いが終結してから、仮面ライダー(炎牙)は一躍ヒーローとなり、やがてテレビ番組が作られるようになりました。
それが「仮面ライダークウガ」〜「仮面ライダー電王」です。そう、騎士の世界観では平成ライダーがテレビ放映されている、という事なんです。
それらの作品が放映されていくうちに、仮面ライダーはまるで作り物のような風潮が広がっていき・・・蒼一は苦悩します。
しかし、人々は忘れていなかった。
それは電王のヒーローショーに、助っ人として仮面ライダー炎牙が登場します。この時コウは死んでいるので、これは電王と同様のきぐるみ、アトラクション用のスーツなんです。
恐らく、蒼一の子供達はまだ幼いので記憶にないでしょうが、毎年・・・クリスマスのショーだけはこの炎牙が登場していたんでしょう。人々を救ってくれた救世主、仮面ライダー炎牙を称える意味で・・・。
それを見た蒼一は理解します。人々は仮面ライダーを忘れようとしているわけではない、と。この事をわかってもらう為に、コウは雪となって俺を呼び起こしたんだと。
そして、自らの息子達に真の“仮面ライダー”の意味を説きます。
これはかつて、本郷らが、コウにしたのと同じ事なんです。
こうして、“仮面ライダー”は受け継がれました。
テーマである「世代間」をあらわす為には、コウたちの“その後”を示す必要があったんです。
そして間接的にではありますが、本郷ら最初の仮面ライダーが、騎士の世界観を通じて、平成ライダーを作り上げた・・・という形になります。
なんとなく、自分が書きたかった事・・・皆さんは分かってくれたでしょうか?
そして、コウの雪を(メッセージ)を見届けた蒼一によって、この物語は幕を閉じました。
この作品を読んで・・・さまざまな感想を持たれたと思います。
自分としては、
これからの少子化の時代・・・消え行く運命に「特撮ヒーロー」は立たされています。しかし、こうしたヒーロー達を必要としている時代こそが“今”なんです。
だから、もう少し、「ヒーロー」に眼を向ける時代が来てくれることを願っています。
そこまでいかなくても、前回のブログにも書きましたが・・・これを読んでいただいて、何か少しでも心に響いてくれれば・・・作者としての使命を果たす事が出来たかな・・・と思います。
来年の仮面ライダーは、仮面ライダーキバに最終決定したようです。
騎士終了後、炎“牙”、颯“牙”、雷“牙”を受け継ぐように登場した彼に、何か感じざるおえません。きっと、新たなる伝説を作ってくれると願っています。
そして・・・
何より完結できたのは、皆様の応援があってこそです。
竜さん・・・自分の文章を読んでもらって、「影響を与えてくれた」といってもらえるのは、本当に作者としては嬉しいものです。これからも、仮面ライダー炎(フレイム)頑張ってください!
宗一朗さん・・・感想のコメント、ありがとうございました!「映画のようなスケール感」とのお言葉は、自分の目指していたものが認めれたようで本当に嬉しかったです。ありがとうございました!
KNIGHT/YOUさん・・・主題歌の提供など、本当にお世話になりました。一番最初(旧ブログ)の時に、やって来てくれたときは・・・(隊長以外だと)初めてのコメントだったので、嬉しく、そして心強かったです。
これからも、その深くてすばらしい詩を書き続けてください。
attoさん・・・最終回間直になるにつれて、必ずコメントを下さり、本当に嬉しかったです。イラストの提供など、影から支えてくれていた・・・、そんな気がしています。同じ演劇部ということもあり、実際にあったらすごく気が合う気がします。
次回作のバトル物、期待しています!
ともぴょん隊長。さん・・・正直、隊長さんのような昭和ライダーで育った方に肯定してもらうのは非常に難しいと思っていました。なので、隊長から認められたときには隊員として、とても嬉しかったです。
この作品を、ネットで掲載しよう!と思い立ったきっかけも隊長さんでした。そして、現在も精力的にクリエイターとしての活動をなさっていて、本当に自分がコウだとすれば、本郷のような存在です。
本当に、今までの応援・・・ありがとうございました!!!
さぁ・・・書きながら・・・眼に一杯の大粒の何かが出てきた・・・
顔も見た事ないのに、熱い“絆”そのものを感じています。
さぁ・・・なんかまるでお別れのようなコメントを書きましたが・・・
実は・・・
ちゃんと、次回作あります(笑)
次回作は・・・・何になるかは分かりませんが・・・
期待して、待っていてください!!
PS.
仮面ライダー騎士の人気投票でしたが、このような結果になりました・・・!!!
なんと・・・・
コウ、
黒崎、そして
八神が同列2位!!
栄えある1位が・・・
蒼一/仮面ライダー颯牙!!でした!!
いやぁ・・・意外と黒崎がいくかなぁとか思ってたんですが・・・蒼一とは・・・
やっぱりラスト周辺の主役級扱いが効いたんでしょうか?
しかし、八神とコウが同列とは・・・(笑)
なかなか面白い結果ですね。
皆さん投票、ありがとうごいました。
テーマ:二次創作ヒーロー小説 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2007/12/26(水) 21:19:24|
- (二次創作)仮面ライダー騎士
-
| トラックバック:0
-
| コメント:8
今日はクリスマス・イヴ。皆様はどのようにすごされたでしょうか?家族と?恋人と?
それとも恋に破れた友人達とカラオケ(いやー楽しかったですよ)!?
彼女がいなくても、別れてしまっても(涙)友達というものはいいものです。
さて本題に入りますと・・・
仮面ライダー騎士。ついに・・・最終回です。
AfterLegend.60「XmasKnight」追加しました。騎士全体のあらすじは今度書きますが、最終回・・・。
かなりの賛否両論を撒き散らす恐れがあるかもしれません。
ただ、これが僕なりの答えというか・・・・
今度ちゃんとしたあとがきは書くつもりです。
こういった結末が最終回ふさわしいのかどうか分かりません。正直、書いててかなり迷いました。最後に再びでっかいバトルを用意しようか・・・なども一瞬考えたものです。
蛇足ではないか?と、聞かれれば「そうではない」といいきる事は難しいと思います。
でも・・・
ただ、騎士のテーマである「仮面ライダーとは?」と「世代間」を考えた時に、この結末にしよう、初期の頃から考えていました。
それが、上手く表現できたかは分かりません。
また、このテーマを読者の皆様がどう受け取ってもらえるかも分かりません。
でも、もし読み終えた後に、心に何か響いてもらえれば・・・
それだけで、作者としては本望です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
テーマ:二次創作ヒーロー小説 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2007/12/24(月) 22:24:15|
- (二次創作)仮面ライダー騎士
-
| トラックバック:0
-
| コメント:1
えっとですね・・・
気が早いとは思うんですが・・・
騎士、終了後、どんな連載を始めるかで非常に悩んでいるんですよ。
今のところ、さまざまな案が頭を飛び交っています。
一時は
劇場版 仮面ライダー騎士 knight of justiceとか、いろいろ考えたりしていたんですが・・・どうにも違うヒーローを描いた方が”夢限”の英雄章というヒーローサイトとしてはいいのかなぁ・・・と。
今考えているのは
1.
ウルトラマン ブレイクアウト(仮)
現在新作シリーズを製作していない、ウルトラマンにスポットを当てたシリーズです。一応、頭の中では大体の構想は出来ています。
過去のどのシリーズのテイストとも違った作品になると思います。
2.
スーパーロボット ヴォルファイアー(仮)
しっかりとした名称は決まっていませんが、熱いロボットアニメ的なのも製作してみたいなぁ・・・と。
今まで特撮オンリーだった方にも楽しめるようなお話にしていきたいです。
主役は、勇者シリーズのように小学生。今のところ”親子の絆”を主軸にすえて考えています。
3.
来撃戦隊 トライレンジャー(仮)
戦隊ものの二次創作というのは、あまり見たことがないですし、すごい作品ができるんじゃないかなぁ・・・と思っています。
騎士では、あまり描けなかった“敵組織”もクローズアップしていけたらなと考えています。
こんなかんじですかね。
正直、気が早いんですけど・・
お正月あたりに、中篇程度の長さで考えています。
希望があれば、待っているので・・・コメントとかから寄せてもらえれば、すごく嬉しいです。
本当は、もう一度仮面ライダーという手もあるんですが・・・
改造人間とバイクという当初に立ち返ったものとか・・・
でも、騎士と差別化しずらいんですよね
あ、次回Legend.59「コウ」もお楽しみに!!
PS.
これもよろしくお願いします!開票まで、どれだけの票が入ってるか自分もよく分からないようになっているんで・・・
テーマ:二次創作ヒーロー小説 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2007/12/15(土) 22:41:41|
- (二次創作)仮面ライダー騎士
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0